fc2ブログ

Monthly Archives : 2023/10

火曜日はイストワール(歴史) - 2023/10/31(Tue)
     西暦751年~987年      みんな来い(751) ピピンは喰わな(987)い カロリング   「王朝」というのは国王の家系(血筋)のことで、“豊臣家”とか"徳川家"というのと同じです。   フランスの王朝は、厳密には“メロヴィング” “カロリング” “カペー” “ナポレオン”の   4つだけなのですが、カペー家の傍系の “ヴァロワ”と“ブルボン”を 別王朝としている   歴史書も多いです。 そして、“ナ...
金曜日はポエジー 第124回 - 2023/10/27(Fri)
      通りすがりの女(ひと)に        (A une passante)    ボードレール作   浜和幸訳   その時私がいた道はとても騒がしかった.   痩せて背が高く厳かな苦悩に満ちた   喪服の女が通った. 上品な手でスカートの   裾飾りを持ち上げて揺らせながら.      身のこなしは軽く高貴で 脚は彫像のそれの様だった.   私はまるで狂人だと思われるほどにこわ張って   彼女の目の中の 嵐が...
火曜日はイストワール(歴史) - 2023/10/24(Tue)
西暦732年    イスラムの 波に(732)勝ったぞ ポアチエで   スペインに行くと“アラー、何か変だぞ…”と感じることが多々あります。フランスやイタリア、   ドイツ、イギリス などの“ヨーロッパらしさ”とは異なった建物や風俗が目に付くのです。   その理由はスペインは8世紀から15世紀までの800年間、イスラム教徒に   征服されていたからです。 イスラムは、中近東、北アフリカ、スペインの   ...
金曜日はポエジー 第123回 - 2023/10/20(Fri)
       病める秋     (Automne malade)  アポリネール作  浜和幸訳  愛すべき 病める秋よ  薔薇園に嵐が来る頃 お前は死ぬのだ  果樹園に  雪が降る時  哀れな秋は  熟した果実の豊かさと  雪の白さの間にそっと消え去る  上空には鷹が飛ぶだろう  まだ愛を知らない  緑髪の小さな水の精たちの上を  森のはずれで  鹿が鳴いたよ  おお私はこの季節のざわめきを愛する  手で摘まなく...
火曜日はイストワール(歴史) - 2023/10/17(Tue)
      西暦610年     アラー拝む 人を(610)導く マホメット  日本語で「はい」と肯定の返事をするには、“ええ”でも“ああ”でも“おお”でもどれでも良いと  外人に教えると、彼らは目を青くして驚きます。この『母音ならどれでもOK』というのが、  アラビア語の特徴で、マホメットでもモハメッドでもムハンマドでも全て同一名の正しい  読み方です。  この人物“マホメット”は(今の)サウジアラビアで行商...
金曜日はポエジー 第122回 - 2023/10/13(Fri)
     人生には価値がある   (Que la vie en vaut la peine)    アラゴン作  浜和幸訳  この世でまだ全てを言い尽くしていない僕が  いつの日か消えてゆくというのは不思議な思いだ  幸せだった日々  事故があった日  金色に引き裂かれた長く黒い夜…  でも人が思うほどには何も大切ではない  他の者達が次々とやって来るのだから  彼らも僕と同じ心を持っているだろう  草花に手を触れて愛している...
火曜日はイストワール(歴史) - 2023/10/10(Tue)
西暦481年    クロヴィスの 支配(481)で始まる メロヴィング 今のフランス本土の先住民(土人)は、“ケルト人”と呼ばれる民族だったのですが、 南の方(イタリア側)からローマ軍が攻めて来て、完全に支配され、ケルト・ローマの 混合社会が形成されていました。  そこに東の方(ロシア側)から“ゲルマン民族” というのが大挙押し寄せて来て、その中のフランク族という部族が『フランク王国』 というのを築きます。 ...
金曜日はポエジー 第121回 - 2023/10/06(Fri)
        ああ 時よ!         (Ō temps!)     ユゴー作  浜和幸訳   ああ時よ! もしお前の骨壺から   海の水を汲む様に 新しい日々を汲み出せるなら、   是非とももっと欲しいものだ.   そうしたら人生に言うだろう; あなたの花が   再び咲き開きますように、と.      そして私の頭に 青春という黄金の冠を   被せて貰えますように、と! ...
火曜日はイストワール(歴史) - 2023/10/02(Mon)
        西暦395年   西ローマ 時代錯誤(395)の 80年  “ローマ”ってここんところ大したことないけど、西洋史の中では色々名前を変えながら  2千年以上存続していたんですよね。本物の(元祖)ローマ帝国は4世紀(395年)に、  東西に分裂して、『西ローマ』は80年後にいったん消滅します。 その後300年ほど  のんびり休んで(ローマの休日)、紀元800年に(名前だけ)復活します。  一方『東ロ...