窓に額を
     (Le front aux vitres)

  エリュアール作  浜和幸訳

  まるで悲しみの監視兵のように
  窓に押し当てた額
  僕が夜通し見つめた空
  両手で作る弱々しく無気力な二本の地平線
  そのすき間にできる小さな平地

  まるで悲しみの監視兵のように
  窓に押し当てた額

  僕は君を期待の中に探し
  僕の中に探す
  君を愛し過ぎた僕には
  いないのが君なのか僕なのかさえ
  分からなくなったのだ
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