西暦1517年

     ルター以後  否(1517)めぬ新教  プロテスタント

     神社でパンパンと手を打って願い事をする前に賽銭箱にお金を入れますよね。
     あまり少ないと願いが叶わないと思って、千円とか一万円とか入れる人もいる
     様ですが、16世紀初頭のローマカトリック教会も聖堂建築などで財源不足に
     なると、信者達に『免罪符』というのを強制的に買わせて資金調達していました。
     高額な数珠や表札などを売りつけるのは悪徳宗教団体がよく使う手口です。

     そういう“商法”や教会儀礼、聖職者の特権、そして彼らの存在そのものに疑問
     を投げかけ抗議したのが、1517年にルターが発表した“95ヶ条の意見書”
     です。これによってカトリックとは異なった『プロテスタント(抗議者)』という
     新しいキリスト教団が発足しました。

     プロテスタント教会には聖職者(司祭)ではなく、俗人のリーダーとしての(牧師)が
     おり、教会自体も非常に質素で、ステンドグラスや宗教画は飾られていません。
     また、十字架にキリスト像はついていないし、マリア像もありません。

     現在世界全体ではカトリック信者がプロテスタントの2倍いますが、アメリカでは
     プロテスタントの方が多勢です。彼らはひたすら聖書を読み“勤勉に働く事”こそ
     人間の義務であると信じています。 聖書に書いてある事は全て事実だと
     本気で思っている人が1970年代までは90%、現在でも40%ほどいるそうです。
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